神戸でロケがあるらしい(3)

神戸でロケがあるらしい(2)のその後。

あれから数日後、神戸のFCから直接電話が掛かってきたのだ。
で、昼間のロケなんだけれども良かったら参加できないか?とのこと。

そりゃ喜んでいくさぁ~ 

参加の条件として出されたのが、時代設定の都合上男性はもみあげが
長い場合、メイクさんの判断にて

「カットさせていただきます 

がイイですか?」
ということだった。
ええ、ええ。出れるんなら、もみあげだろうが鼻毛だろうが好きなようしてくれい!
というコトで当然承諾だ。

何とか仕事の都合もつけ、参加が決定した。

さて撮影当日、控え室にて集まったエキストラさんに順番にメイクが施されていく。
設定が1985年ということで、これからバブルへまっしぐら!っていう時代のヘア&
ファッションにみんなどんどん変身するのだ。見てると

「ああ~いてたいてた、こんな人!懐かしい~!」

と、つい言ってしまいそうになる。

で、私の番。

メイクさん 「もみあげ、カットしてもいいですか?」
私 「あ、イイですよ」
メイクさん 「じゃ、角度を少々変えさせてもらいますね」
私 「もしかして…テクノですか?」

メイクさん 「ええ、この時代はやはりテクノですよ。」 

 

…カットされてしまいました。(^_^;)
高校以来の見事なテクノカット。
そんでもってヘアスタイルはまるで

「安全地帯の玉置浩二」のようだった。

ま…まあ、これで映画に映れるのなら仕方ない。

撮影現場に移動し、順調にテストが行われていった。
私たちも助監さんの指示のもと、立位置やら動きを一所懸命にトレースする。しかし、
何とかカタチになりかけた時、問題が。

「天気」である。

実はこの日のロケは「雨設定」だった為、トラックに水タンクやコンプレッサーが積まれ
現場に運び込まれており、それで強制的に雨を降らせた状態で撮影する手筈だった。
しかし、当日の曇り予報からはかけ離れ、「ピーカン」。
これでは雨を降らせても違和感アリアリということで、天気待ちモードに突入したのだけど
結局いくら待っても雲は出ず、やむなくこのシーンの撮影は延期とあいなった。
私達エキストラも数人を残し解散ということに。
一切撮影には参加できず、大変残念ではあるのだが、天気が相手なら文句の言いようもない。
ロケ弁は配られるということで、それを待機場所でいただき帰路についた。

 

…もみあげはまだ生え揃っていない。

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